夏のパソコン熱対策|暑い時期に「遅い・急に落ちる」を防ぐ方法【2026年版】

「夕方になるとパソコンが急に重くなる」「作業中にファンが大きな音を立てて、突然電源が落ちた」。暑い時期にこんな症状が出たら、それは熱によるトラブル(熱暴走)のサインかもしれません。パソコンは熱に弱く、室温が高いままエアコンを入れずに使うと、内部の温度は簡単に60〜90℃まで上がります。この記事では、PCが苦手な方でも今日からできる夏の熱対策を、やさしくまとめました。
なぜ夏にパソコンが遅くなる・落ちるのか
パソコンの頭脳であるCPUは、動くと必ず熱を出します。ふだんはファンや排気口で熱を逃がしていますが、室温が高かったり排気口がふさがっていたりすると、熱がこもって温度が上がりすぎます。すると、部品を守るために自動でスピードを落とす「サーマルスロットリング」という仕組みが働き、動作が遅くなります。それでも下がらないと、故障を防ぐためにフリーズ・再起動・強制的な電源オフが起きます。目安として、内部温度が70〜80℃を超えると危険ゾーン、90℃を超えると要注意です。作業中に電源が落ちると、保存前のデータが消えることもあるので油断できません。
今日からできる夏の熱対策
特別な道具がなくてもできることがたくさんあります。まずは部屋の温度から。人が快適に感じる温度(目安28℃以下)に保つだけで、パソコンへの負担はぐっと減ります。窓際は直射日光でさらに熱くなるため、遮光カーテンで日差しを避けるのも効果的です。
次に置き方。ノートパソコンを布団やソファ、ひざの上で使うと、底面の排気口がふさがって熱がこもります。硬く平らな机の上で使い、市販のノートパソコン用スタンドや冷却台で底面に風の通り道を作ると温度が下がりやすくなります。デスクトップは、壁や家具にぴったり付けず、背面の排気口の前に空間を空けてください。
意外な原因がホコリです。排気口やファンにホコリが詰まると、風が通らず一気に熱がこもります。電源を切った状態で、エアダスターや柔らかいブラシで排気口まわりのホコリをやさしく取り除きましょう。掃除機で強く吸うと部品を傷めることがあるので、あくまで軽くが基本です。
それでも改善しないときは
対策をしても「ファンが常にうるさい」「すぐに落ちる」「起動しても数分で固まる」場合は、ファンの故障や内部部品の劣化、冷却材(グリス)の劣化が進んでいる可能性があります。無理に使い続けると部品の寿命を縮め、突然の故障でデータを失うおそれもあります。おかしいと感じたら早めに点検するのが安心です。あわせて、万一に備えたパソコンのバックアップ(3-2-1ルール)もこの機会に見直しておきましょう。
夏の熱対策チェックリスト
- 室温は目安28℃以下に保つ(エアコン・換気を活用)
- 直射日光を遮光カーテンなどで避ける
- ノートPCは硬く平らな場所で使い、底面をふさがない
- デスクトップは背面の排気口の前に空間を空ける
- 電源を切ってから排気口のホコリをやさしく取り除く
- ファンの異音・突然の電源オフが続くなら早めに点検
- 大事なデータは日頃からバックアップしておく
お困りのときは佐藤PCサポートへ
「掃除をしても直らない」「自分で分解するのは不安」というときは、無理をせずご相談ください。佐藤PCサポートは江東区を中心に都内へ出張し、パソコンの点検・清掃・トラブル対応を行っています(都内は出張費無料)。動作が遅い・すぐ落ちるといった症状の原因を確認し、そのまま使い続けて大丈夫かどうかを一緒に判断します。よくあるご質問はこちらのFAQもご覧ください。
参考(2026年8月17日時点の情報です):
・KDDI株式会社「PCが熱で遅くなる?夏の高温による影響とその対処法」 https://biz.kddi.com/content/column/smb/pc-overheat-tips/
・デジタルデータリカバリー「パソコンの熱暴走とは?症状・原因と安全な冷却・対処法」 https://www.ino-inc.com/data_check/pc/heat-boot-error.php
・PCホスピタル「パソコンが熱くなる・熱暴走が発生する原因と直し方・対処法」 https://www.4900.co.jp/smarticle/12224/
投稿者プロフィール
- 江東区〜都内でパソコン出張サポート・記帳代行を行っています。元家電量販店店員・会計事務所経験あり。むずかしい言葉を使わず、やさしくサポートします。ご相談は無料です(TEL・メール・LINE)。


