パソコンのバックアップ、取っていますか?|ランサムウェア時代に個人事業主・中小企業が守るべき「3-2-1ルール」【2026年版】

「パソコンが急に動かなくなった」「ウイルスに感染してファイルが開けない」——そんなときに会社を守ってくれるのがバックアップです。実は2026年3月、国の機関であるIPA(情報処理推進機構)が中小企業向けの基本対策を「5か条」から「6か条」に見直し、新たに「バックアップを取ろう!」を追加しました。今回は、パソコンが苦手な方でも今日から始められるバックアップの考え方を、やさしく解説します。

なぜ今、バックアップがそんなに大切なのか

IPAが毎年発表している「情報セキュリティ10大脅威 2026」では、組織向けの脅威の1位が「ランサム攻撃による被害」でした。ランサムウェアとは、パソコンやサーバーの中のデータを勝手に暗号化して開けなくし、「元に戻してほしければお金を払え」と要求する不正プログラムです。この脅威は2021年以降、5年連続で1位が続いています。

「うちのような小さな会社は狙われないだろう」と思われがちですが、実際にはセキュリティ対策にお金をかけにくい中小企業ほど狙われやすいのが現実です。もし帳簿や顧客データ、見積書などが突然開けなくなったら、事業が止まってしまいます。そこで頼りになるのが、別の場所に保管しておいたバックアップです。バックアップさえあれば、身代金を払わなくても自分でデータを元に戻せる可能性が高まります。

バックアップの基本「3-2-1ルール」とは

専門家の間で長く使われている合言葉が「3-2-1ルール」です。難しく聞こえますが、中身はとてもシンプルです。

  • 3つ…大事なデータは、元のデータを含めて合計3つ持っておく
  • 2種類…保存先は、パソコンと外付けハードディスクなど、2種類以上の違う媒体に分ける
  • 1つは別の場所…そのうち1つは、家や事務所とは別の場所(クラウドや持ち出し用のディスク)に置く

ポイントは「1つは別の場所・オフラインに」という部分です。同じパソコンの中に2つコピーがあっても、そのパソコンごとウイルスに感染したり壊れたりすれば全部失われます。普段はつないでいない外付けディスクや、ネット上のクラウドに分けておくことで、いざというときに助かります。

個人事業主・中小企業が今日からできる方法

いきなり完璧を目指す必要はありません。まずは「大事なデータを1つ、別の場所にコピーしておく」ことから始めましょう。外付けハードディスクやUSBメモリは家電量販店でも手に入りますし、クラウドサービスを使えば自動で保存してくれるものもあります。会計データや請求書など、失うと困るものから優先して守るのがコツです。

今日からのバックアップ・チェックリスト

  • 失うと困るデータ(会計・顧客・写真など)を書き出した
  • 外付けディスクやクラウドなど、パソコン以外の保存先を1つ用意した
  • コピーした後、実際にファイルが開けるか確認した
  • バックアップ用の外付けディスクは、普段はパソコンから外している
  • 月1回など、更新するタイミングを決めた

会計データの保存については、電子帳簿保存法とは?個人事業主・中小企業が今すぐ確認したい保存ルールもあわせてご覧ください。ウイルスやニセメール対策はフィッシング詐欺の新しい手口に注意の記事も参考になります。

「うちの場合どうすれば?」は佐藤PCサポートへ

「どのディスクを買えばいい?」「クラウドの設定が分からない」「会計ソフトのデータだけでも守りたい」——そんなときは、江東区を中心に都内へ出張する佐藤PCサポートにご相談ください。パソコンが苦手な方にも、その場で分かりやすくお手伝いします。ご相談内容はよくあるご質問(FAQ)もご覧ください。都内は出張費無料でうかがいます。

参考(2026年7月30日時点の情報です):
IPA「情報セキュリティ10大脅威 2026」
IPA プレス発表「情報セキュリティ10大脅威 2026」を決定(2026年1月29日)
IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」第4.0版

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佐藤PCサポート
佐藤PCサポート
江東区〜都内でパソコン出張サポート・記帳代行を行っています。元家電量販店店員・会計事務所経験あり。むずかしい言葉を使わず、やさしくサポートします。ご相談は無料です(TEL・メール・LINE)。

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